烏賊塩辛

これからの季節がイカの美味しい時期
世界で、これほどイカとタコを食べる人種は少ない
夏場のイカは麦イカと言って美味しくない
これからが本番だからね

イカの塩辛は簡単だけど難しい
よく、イカのはらわたを絞って一夜漬けにする人が居る
割烹でも先付けで、たまに出す所がある
それが美味しいと言うけど・・・黙って聞くだけ
でも・・・何故はらわたを塩付けにするのか
その意味が判っていない
内臓の雑菌を殺す意味もあるんだよね
生だと、実は危険なんだよ・・・川魚の刺身と同じ

さて、正当派の作り方
最初に皮を剥くか剥かないかを決める
皮を剥いたら白作り、皮が付いていたら赤作り
好きな方を選ぶ

内臓は墨袋を取って塩をまんべんなくまぶして（多少多め）
ペーパータオルの上に置いて包み込む
毎日ペーパータオルを取り替えて水分を取ってあげる
３～４日かかるよ
身の方も薄く塩をしてペーパータオル
そのまま、冷蔵庫の肉を入れる所に置いておく

３～４日たったら、内臓を出して切ったイカにまぶす
くれぐれも洗わないでね（（（爆）））
そして、２日は寝かせる
これだけのこと
足は吸盤があるから、切る時にしごいてあげると取れる
後はお好みしだい

まあ、特殊な事は要らない・・手間がかかるだけ
その美味しさは例えようもない
でも、一言言うなら・・・・
塩辛にするには冷凍イカの方が良い
内臓の大きさが違うんだよね、生は少ないから

ついでに言うと、内臓の塩付け・・・・
それを焼いて輪切りにして食べたら・・・
言葉は要りません

それから、墨を入れたいと言う人が居る
確かに、味はまろやかになるし、美味しい
でも、
ご飯が真っ黒になる
歯が黒くなる
それでよければどうぞ～～